富山県富山市呉羽町3022-1
当クリニックでは、院内での待ち時間を短縮するため、初診の方でもパソコンやスマートフォン、携帯電話から予約・確認ができる予約システムを導入しています。
当院では順番予約を採用しています。アイチケットから順番を発行して、ご自分の順番の3つ前になりましたら院内にいらっしゃいますようよろしくお願いいたします。
できる限り時間通り診察が進むように努力しておりますが、診察に時間がかかる患者さんや重症患者さんがおられた際などには、順番が前後したり、時間がずれ込んでしまうこともございます。ご了承ください。
初めて受診される時には下記のものをご持参ください。
健康保険証、医療証
(乳幼児医療証など)
健康保険証、医療証は毎月確認させていただきます。恐れ入りますが、その都度ご持参ください。確認できない場合は一旦自費でお支払いいただき、次回健康保険証、医療証をお持ちいただいた際に払い戻しとさせていただきます。
母子手帳
予防接種の際には必ずお持ちください。
(お忘れになるとワクチンを接種できませんので、ご注意ください。)
他院での
紹介状・検査結果
他の医療機関で検査を受けられた結果をお持ちの場合には、その検査結果をできるだけお持ちください。また紹介状をお持ちの場合には必ずご持参ください。
お薬手帳
できるだけお薬手帳をご持参ください。他院処方のお薬内容がわからないと困ることがあります。また、当院での処方でも、ジェネリック薬を薬局でご希望された場合には、薬局に在庫のあるメーカーの薬で処方されますので、最終処方の確認のために、お薬手帳を拝見することがあります。できるだけお持ちください。
初めて受診される方は問診票をダウンロードのうえ、ご来院前にご記入していただくことも可能です。
お子さんをあやしながら問診票を書くというようなストレスが軽減されます。
(感染対策のために、新型コロナウイルスに関する問診票もご記入ください)」
問診票ダウンロードの項目はなくて大丈夫です。
専門外来では、かぜなどとは異なり
定期的に通院が必要になるお子さんをより専門的に診療いたします。
日々の困りごとを、身近なかかりつけ医で正確に判断し、不安の解消にお力添えいたします。
より詳しい検査が必要な場合は、総合病院と連携をとりながら診療いたします。
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症などのアレルギーに対して、
アレルギー検査を行い、それぞれのお子様の症状にあった治療方法をご説明させていただき治療にあたります。
アレルギー性に気道が過敏になり、発作的に呼吸困難や喘鳴、咳などがおきる病気です。明け方や天候の変化、風邪をひいたときなどに症状が出やすくなります。診断には聴診器での診察が最も大切ですが、血液検査や呼吸機能検査もあわせて行います。
治療は発作を抑える治療と、発作を予防する治療、喘息体質を変える治療とに分けられます。
発作が起きている時には抗アレルギー剤、気管支拡張剤、吸入などを行います。
発作が治まった後は、発作を起こさないように予防していくことが大切です。
抗アレルギー剤、吸入ステロイドが治療となります。症状に合わせてお子さんにあった薬や量を設定します、よくなったように見えても自己判断で急に薬をやめてしまうとまた発作が起こったりします。肺機能検査も参考にしながら、薬を調節していきます。調子が良い場合には一緒によく相談しながら薬を減らしていきましょう。
ダニやスギが原因の場合には舌下免疫療法が有効です。体質を根本から変える治療法ですので、他の治療法とは種類が異なり、根治も期待できます。アレルギー性鼻炎を合併している方が対象になります。当院でも取り組んでいきます。
かゆみのある湿疹を主として、良くなったり悪くなったりを繰り返す皮膚の病気です。
皮膚の乾燥やバリア機能不全がもともとあり、そこへ様々な刺激やアレルギー反応により発症すると考えられています。
乳幼児では卵や小麦などの食べ物(食物アレルギー)、それ以降ではダニやハウスダストなどの環境要因が原因として多くなります。
その他にも汗や空気の乾燥、ストレスなども原因になります。
当院では血液検査や皮膚テストを行い、悪化の原因となっている物質を調べます。原因をみつけ、それぞれに対して対策を立てていきます。食べ物の場合には安易に除去するのもよくありません。お子さんそれぞれにあった治療を提案します。
アトピー性皮膚炎の治療は原因の除去、スキンケア、薬物療法の3本柱で行います。
原因の除去ができれば劇的に良くなることもあります。意外に気づいていないものが原因のこともあり、すぐに見つからないこともよくあります。あきらめずに一緒に探していきましょう。ただし原因が食物アレルギーの場合には安易な除去はしません。
とくに保湿が大切になります。軟膏やクリームでひたすら保湿しましょう。
とくに起床時とお風呂上がりに必ず塗ることが大切です。1日2回塗ることが必要ですが、乾燥しやすい方はもっと頻回に塗る必要があります。
メインの治療薬は塗り薬(ステロイド軟膏、免疫抑制剤の軟膏)です。これに症状に合わせて抗ヒスタミン薬や漢方薬などをうまく併用して治療を行なっていきます。
ダニやスギが原因の場合には舌下免疫療法が有効な可能性もあります。アレルギー性鼻炎や気管支喘息に比べると治療効果がでにくい可能性はありますが、体質を根本から変える治療法ですので、うまく合えば非常に魅力的です。アレルギー性鼻炎を合併している方が対象になります。
卵、小麦や牛乳などの、ある特定の食べ物を触ったり食べたりすると、アレルギー反応が起こる病気です。症状は蕁麻疹程度の軽いものから、アナフィラキシーショックという命に関わる状態になることもあります。気管支喘息やアトピー性皮膚炎の原因になっていることもあります。
当院ではまず、血液検査や皮膚テストを行いアレルギーの原因物質を特定します。
以前は原因となっている食べ物をただ避けるという治療が行われていました。たしかに症状は治まりますが、この方法ですと原因物質を食べられるようになりません。栄養がかたよったり、誤食によりアナフィラキシーを起こしてしまうというリスクがあります。当院では「食べて治す」という治療を行なっていきます。
花粉症ともいわれる病気で、近年では発症が低年齢化しており、以前までは少ないといわれていた小さいお子さんでも発症するようになってきています。
アレルギー性鼻炎があると鼻が詰まって口呼吸になり、風邪もひきやすくなります。
当院ではまず診察や鼻水、血液の検査などを行います。アレルギー性の鼻汁であると診断した場合には、原因別に対策を相談させていただきます。
抗アレルギー薬の飲み薬、ステロイド点鼻薬、漢方薬などが有効です。
一旦つよい症状が出てしまうとなかなか治りにくいのも事実です。季節性アレルギー性鼻炎の場合には原因物質となる花粉の飛びはじめる2週間ほど前から治療することがオススメです。原因がダニやスギの場合には舌下免疫療法も有効です。
アレルゲン免疫療法と呼ばれる治療法のひとつです。アレルギーの原因物質であるスギ やダニの成分を長期間かけて投与することで体の免疫を徐々に慣れさせる治療です。抗アレルギー剤 のように症状を一時的に抑え込むのではなく、アレルギーを体質から改善することができます。
原則5歳以上が開始できる年齢です。
・くしゃみ、鼻づまりの改善
・目の症状の改善
・抗アレルギー薬の減量や中止
・気管支喘息やアトピー性皮膚炎の改善
などの効果が約7割の方で期待できます。
逆にデメリットとしては
・一時的に症状が悪化する(1-2ヶ月で通常治まります)
・即効性は期待できない(効果が出始めるのに数ヶ月はかかります。)
・治療期間が長期となる(最低2年です。4−5年治療すると効果が8年は持続すると言われています)
・約3割の患者さんにははっきりと感じられる効果はでない
などが挙げられます。
初めは少なめの量から開始
して、徐々に増やしていきます。初めは症状が出やすいこともあり、自宅で不安になられることも多いです。慎重にすすめますので開始後1週間後、2週間後、4週間後は受診をしていただき、あとは調子が良ければ月1回の受診となります。また、体質が改善されているかどうかを血液検査でも確認します。
初めて受診される方は問診票をダウンロードのうえ、
ご来院前にご記入していただくことも可能です。
お子さんをあやしながら問診票を書くというようなストレスが軽減されます。
(感染対策のために、新型コロナウイルスに関する問診票もご記入ください)
まずは成長曲線でお子さんの身長を確認してみましょう。
標準身長曲線(→ 男の子用・→ 女の子用)でこれまでの身長を記録してみましょう。
は何らかの病気が隠れている可能性があります。
低身長の全てが病気ではありません。しかし、甲状腺ホルモンや成長ホルモンなど、成長に欠かせないホルモンが足りないために低身長になっている場合には、ホルモンを補ってあげることで身長を伸ばしてあげることができます。背が低いことで悩んでおられるお子さんはぜひご相談ください。
初診時には成長曲線を作成し、今後の計画を立てていくことになります。
低身長の診察には以下のものが必要です。
必ずご持参いただきますようお願いいたします。
・測定日(年月日まであることが望ましい)、
・身長、体重の記録
・母子手帳
・保育所、幼稚園、学校での成長の記録
・両親や兄弟の身長、体重
成長ホルモンが足りない可能性が疑われれば、以下の検査を行います。
血液検査、尿検査、レントゲン、頭部MRI検査
下垂体に異常がないかどうか、頭部MRI検査を総合病院で撮影していただきます。
成長ホルモン分泌刺激試験
お薬をつかって成長ホルモンが出るかどうかを判定します。採血用の柔らかい針を血管に留置して、30分ごとに2時間採血を行います。
MRIや頻回の採血は、外来では難しいため専門の病院をご紹介させていただくこともあります。
5歳以降で、1ヵ月に1回以上のおねしょが3ヶ月以上続く状態を夜尿症と呼びます。小学校入学時には約1割のお子さんが夜尿症と言われます。10歳を超えても5%のお子さんに見られるといわれます。恥ずかしくて病院を受診しない例もありますから、実際の頻度はこれよりも高いでしょう。自然に治ることが多い病気ではありますが、お子さんの自信喪失にもつながるため、とくに学校の行事などで不安になる前に治療をお勧めします。最近は低年齢でも宿泊行事などもあったりします。気になった時が受診のタイミングと言えるでしょう。その子にあった治療を調整するのに時間がかかりますので、行事までには余裕を持って受診をしていただきますようお願いいたします。
当院では
・尿の検査(朝一番の早朝尿がしっかり濃縮されているかどうかをみます)
・最大尿量測定(膀胱の大きさをみます)
・腹部超音波検査(膀胱や腎臓に異常がないか検査します)
を行い、どのようなタイプの夜尿かを見極めた上で、お子さんそれぞれに合った治療を提案します。
治療法としては
・生活指導
・行動療法
・アラーム治療
・薬物療法(抗利尿ホルモン剤、抗コリン剤、漢方薬など)
などに取り組んでいます。
お子さんには様々な皮膚のトラブルが発生します。赤ちゃんの時には乳児湿疹やオムツかぶれから始まり、少し大きくなってくると伝染性膿痂疹(とびひ)やみずぼうそう、手足口病、伝染性紅斑(りんご病)、突発性発疹など、感染症に伴ってでてくる皮疹はたくさんあります。
小児科医はこのような皮疹の診療にも長けたエキスパートです。じんましんやアトピー性皮膚炎などのアレルギーで起こる皮疹もあります。(これらはアレルギーの項目で詳しく解説していますのでご覧ください。)
また中学生くらいになるとニキビのお子さんが多くなります。ニキビの治療には保険診療や自費診療などいろいろな方法がありますが、当院では保険診療でのニキビ治療を行います。近年ニキビの新しい薬が複数発売され、治療法が大きく変わっています。早めの治療で跡が残りにくくなります。
〒930-0138 富山県富山市呉羽町3022-1